このところ日差しが暖かく、過ごしやすい日々が多いですね。
3月も既に2週間程度過ぎてしまいましたが、今月の配信スケジュールをお知らせします。
〇3月1日 An Chloë(クローエへ)/モーツァルト
〇3月8日 都合により配信をお休みします
〇3月15日 ”女の愛と生涯”より
「Nun hast Du mir den ersten Schmerz getan
(今、あなたは私に初めての苦痛を与えた)」/シューマン
〇3月24日 ”女の愛と生涯”より
「Traum der eignen Tage(かけがえのない日々の夢)」/レーヴェ
〇3月31日 「In mir klingt ein Lied
(歌が私の心の中に響いている)」/ショパン(別れの曲)
3月は卒業式シーズン、新しい出会いのための別れがたくさん生まれる季節ですので
“別れ”をテーマに選曲してみました。
3月15日・24日に配信する曲は、両方ともシャミッソー作詩「女の愛と生涯」の中の作品です。
女性が夫となる男性と出会い、恋をして結婚し、子どもを授かって夫と死に別れるまでの生涯を描いています。
「女の愛と生涯」は9つの詩で構成されていますが、シューマンの作品では最後の詩のみ作曲されていません。
3月24日に配信する曲は、シューマンが作曲していない9番目の詩にカール・レーヴェが曲をつけたものです。
結婚を控えた孫娘に、「愛することの痛みが最高の喜びとなりますように」と祖母がはなむけの言葉を送ります。
演奏されることが少ない作品ですが、じんわりと心が温まる隠れた名作ですので、ご視聴いただけると嬉しいです。
3月31日配信の曲は、ショパンの「別れの曲」に歌詞が後からつけられたものになります。
「別れの曲」は、ショパンの生涯を描いた1935年公開の映画「別れの曲(Abschiedswalzer)」のテーマ曲として使われたことで、日本でも一躍有名になりました。
恋人への一途な想いをうたった歌詞が、甘いメロディーにとてもマッチしています。
ぜひお聴きください。